エアコン修理は診断できなきゃ始まらない
エアコン故障は診断に時間がかかります。
今、何故この状態なのか、その前の状態は?過去の修理等など当工場で修理歴が有れば確認できますが・・・・
エアコンコンプレッサ廻りの故障か、エアコンガスリーク(漏れ)の問題か、電源関係なのか?
作動後しばらくしてエアコンコンプレッサーから異音が出てエアコン効かず・・メーター(ゲージ)を見ると高圧が少し高い
コンプレッサーを分解しましたが異常が見つからず、真空引きの前にレシーバータンク(内部がサビの汚れ大)を交換、この部品(10000円前後)はエアコン廻りの部品を修理交換した時に消耗品として交換されます。
直りました、この部品の詰まりでコンプレッサーに負荷がかかってサイクル内が(真空状態)正常に作用出来なかった状態でした、エキパンも交換と思いましたが今回は無理でした。
コンプレッサーが焼きついた車でサイクル内清掃、コンプレッサーを交換ですがコンプレッサーの焼き付き部品(ゴミ)が必ず残っていてサイクル内(人間の血管のコレステロールと同じ)を廻り一番通路が狭いエキパンバルブに
詰まり、エアコン効かず、最悪の場合は再度コンプレッサーが焼きつきます。
エアコンガスリーク(漏れ)で室内のエバポレーター本体も(国産車では20000円前後)、その作業にはエキパンバルブ、エバポチューブ(サビで新品のエバポに取付けは無理)リキッドタンク(水分、ゴミなど)Oリングパッキン(再使用不可)エアコンオイル
(添加剤でも可) など付属部品が同時に交換になり高額になります。
エアコン修理で節約からエバポレーターのみ交換で痛い思いを何度かしています、同時交換絶対です。
R12(冷媒ガス)の不良品に注意!!今まで1シーズン使えたはずが1週間で終わります、(ガス代を無駄使い以上の損害)最悪の場合はパッキン類を全て交換になります。(成分が全く違います) 高くても正規R12のを入れるか修理をお奨めします。
エアコンにケミカル商品を入れるお店も多いですが故障の原因です、注意しましょう。(素人に注射される人いませんよね?)
良く暑い季節に窓を開けて走ってる車を見ます、どこかで見積をしてそのままかなと思いますが、サイクル内にエアコンガスが無いとそれ以上の事に成ります。車の部品は使わないで置いておくとサビ等で使えなくなります。早めの処置を、と思います。
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